2016年のレコード大賞を受賞し、名実ともにトップスターとなった歌手の西野カナさん。
「会いたくて震える」など、恋心を見事に表現した歌詞で、若い世代から人気を集めています。
乙女の代弁者でもある彼女ですが、実は過去に何回もダイエットを繰り返している経験者。
歌手活動の多忙化によるストレスや、不規則な生活の変化が原因で太りやすくなってしまうそう。
そんな西野カナさんですがライブツアーに向けて、1カ月間で約7kgの減量を成功させています。
果たして西野カナさんは、どのような方法でダイエットをしたのでしょうか?
基礎体力作りにも役立つ!「ジョギングダイエット」

keijj44 / Pixabay
ジムの空間自体が苦手で、運動をためらっていたという西野カナさん。
長期間の全国ツアーのために、体力作りも兼ねてジョギングを行っていたそうです。
ジョギングはダイエットだけでなく、スタミナを増やす効果も。

UptownFitness / Pixabay
流行などに大きく左右されやすいダイエットですが、安定した人気のあるジョギングダイエット。
近場にある公園でも行えますし、通勤通学などの足として「ながら」で行えるのも、ポイントですね。
さらに酸素を取り入れて有酸素運動のため、カロリー消費と共に体内代謝が高まり、いつもの生活を送っていても、痩せやすい体へと変化していきます。
さらにジョギングは走りながら呼吸を行うことで心肺機能を鍛えますので、スタミナアップにも!
「最近何だか疲れやすい」「デスクワークで運動不足」という方にも、おススメのダイエット法ですよ。
ジョギングダイエットの注意点とは?

geralt / Pixabay
ウォーキングより早く、ランニングよりは遅い、ジョギングダイエットの注意点。
運動に共通することですが、始める前にはストレッチ、運動後はアイシングを行い、ケガの予防につとめましょう。
さらに足の衝撃を軽減するため、ジョギング用にソールの厚い専用シューズを選びましょう。
また、効率よく脂肪を燃焼させるためには、20分以上の運動が効果的です。
時間が取れないという方は5分、10分と何回かに分けて行うことでも、同じ効果に!
また食後の運動は体に負担をかけるため、食後2時間はジョギングを行わないようにしましょう。
太りやすい時間帯を避ける「18時以降食事禁止ダイエット」

melodiustenor / Pixabay
運動があまり好きではない様子の西野カナさん。
ジョギング以外で行っていたダイエット法には、食事に関するものを多く取り入れていたようですね。
ここでは西野カナさんの実践していた、食事時間を制限したダイエット法を紹介します。
血糖値が上がりにくい時間帯を選べば、同じ食事でも脂肪がつきにくい!

JESHOOTS / Pixabay
西野カナさんが行っていた18時以降食事禁止のダイエット。
18時といえば、ちょうど夕飯時だけど…と思う方も多いはずですよね。
実は体内に脂肪がつきやすいとされる時間帯は、22時~2時の4時間となっています。
この時間帯は、脂肪を吸収させる成分のインシュリンが増加しやすい時間帯。
人間は血液に含まれるブドウ糖を基にして、運動や思考をするためのエネルギーを作ります。
エネルギーに変化したブドウ糖が消費されると、血糖値は下がっていき、空腹感を覚えます。
食事に含まれる糖分を摂取すると血糖値は上昇しますが、インシュリンも同時に発生。
このインシュリンは脂肪を蓄えようとする働きがあるため、血糖値を大きく上げることが太りやすくする原因となってしまいます。
そのため血糖値の上が時間帯を避けて食事をすることが、ダイエットにもつながるという理由です。
18時までに食事を終えれば、消化の時間を含めても、22時までには血糖値を平常値に戻せます。
さらに朝や昼などの活動の多い時間帯に比べ、夜は睡眠を基本とした動きの少ない時間帯。
夜に仕事をする、運動をするという人以外であれば、健康的にダイエットできる方法なのです。
またダイエット開始時は空腹感を我慢することに苦労をしますが、次第に慣れていくはず。
もしも空腹感を我慢できない!という場合ですが、するめなどのかみ心地のある食材を用いて、
少量でも満腹感を味わえるような食べ物をチョイスすることをおススメします。
「18時以降食事禁止ダイエット」の注意点とは?

geralt / Pixabay
健康的にかしこく痩せようという趣旨のダイエットですが、注意点は特にありません。
ですがカロリーや食事法を計算しているというわけではなく、これは血糖値のコントロール方法。
西野さんのように運動などと並行するようにしたほうが、効率の良いダイエットとなりそうです。
おいしく腸内環境をリセットする「ヨーグルトダイエット」

RitaE / Pixabay
食事の時間制限を行って、脂肪のつきにくい体を維持していた西野カナさん。
そのほかにも食事にも気を配っていたそうで、毎日ヨーグルトを食べていました。
ヨーグルトで腸内環境を整えれば、美容にも効果が現れる!

AdinaVoicu / Pixabay
ヨーグルトといえば、腸内環境に良いとされる「乳酸菌」が有名ですよね?
腸内には「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」といった細菌が生息し、正常であれば変化はありません。
ですが食生活の乱れや、生活習慣の崩れなどによって、悪玉菌は増えてしまいます。
悪玉菌が腸内で増えると、便秘や血液の流れを悪くするなど、健康被害を引き起こす原因に。
腸が健康になれば、それだけ腸の動きが良くなりますので、新陳代謝が活性化されます。
代謝を上げると痩せやすい体になるということは、ジョギングのお話でも説明しましたね。
またヨーグルトを食べるといっても、乳酸菌の種類によって効果が異なってきます。
特に整腸作用の効果が強い乳酸菌は、ビフィズス菌やL.ガゼイシロタ株。
腸内環境を整えることで便秘を解消できれば、体内にたまった老廃物も一緒に排泄されるため、
結果的にお肌の調子が良くなるという美容効果も期待できますよ。
「ヨーグルトダイエット」の注意点とは?
食べるだけで便秘解消、ダイエット効果を与えてくれるヨーグルトですが、高カロリーが欠点。
1日の摂取量は大体200mgとなっており、体に良いからといって食べ過ぎると太る原因に。
ダイエット中であれば、できるだけ低脂肪や糖質の少ないヨーグルトを選ぶのもポイントです。
リバウンドしにくい体をつくる「大豆ダイエット」

dumbcat / Pixabay
ヨーグルトを毎日食べていたという西野カナさんでしたが、もう一つ食べていた食材が「大豆」です。
日本にはなじみ深い大豆ですが、食べることによってどんなダイエットに繋がるのでしょうか。
「畑の肉」と呼ばれる大豆で筋肉&代謝をキープしながらダイエット

pnmralex / Pixabay
ダイエット中では、どうしても食事量を減らす&高カロリーを控える食事になります。
ですが、しっかりと必要な栄養素を摂取しなければ、健康を損ねる危険性もあり、悪影響!
ここで、ダイエット中に偏りやすい栄養素の摂取に役立つのが「大豆」です。
「大豆」は人間に必要な栄養素である「たんぱく質」を多く含んだ食材。
筋肉の元にもなる栄養素ですので、継続して摂取することで筋肉量を落とさずにダイエットが可能。
筋肉量が減らないということは、運動量も減らず、結果代謝もそのままキープできます。
さらに大豆には「イソフラボン・ペプチド・サポニン」などと呼ばれる、脂肪や糖質を抑える成分も
多く含まれているので、普段の食事と一緒に食べるだけでも、太りにくい効果があります。
ダイエットに魅力的な食べ物である「大豆」ですが、ダイエットに効果的な調理法はシンプル。
「蒸し大豆」にすることで、大豆の栄養素を逃がすことなく、そのまま摂取できます!
「大豆ダイエット」の注意点とは?

geralt / Pixabay
ヘルシーで健康的にダイエットをサポートしてくれる大豆。
ですが大豆のみを食べていても、必要な栄養素は補えません。
また大豆の食べ過ぎはイソフラボンが女性ホルモンに似ているという点から、生理不順などの
ホルモンバランスを崩す原因になりかねないといったことも研究されています。
大豆から摂取するイソフラボンは1日70~75mg(蒸し大豆で100g程度)に、抑えましょう。
健康的&ダイエットに効果的な食事を心がけて、かしこくダイエット!

sasint / Pixabay
西野カナさんのダイエット方法は、食事に関する内容がほとんどでしたね。
忙しい毎日を送る中で継続が難しいとされるダイエットですが、食事を気に掛けることだけでも、十分ダイエットのサポートをしてくれます。
食事と運動を上手に併用して、かしこくてキレイになれるダイエットをしてみてはいかがですか?